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パニック障害でバスに乗ったりして、吐き気が出てくるのはとても辛いですよね。
でも、大丈夫です。
パニック障害は小さな工夫をすれば、対処できるようになります。
この記事では、小さな工夫をして、ステップアップしながら、バスに乗った時の対処法をご紹介します。
パニック障害とは?
パニック障害は、バスなど閉鎖的な空間や緊張する場面で、急な動悸や息苦しさ、吐き気、不安などいろんな症状が出る状態をいいます。
パニック障害に一度なると、しんどくなった場面や同じような場面になったときに、
反射的な反応として、症状が出るようになってしまいます。
「誰でも緊張する場面でドキドキするよ!」
と言われるかもしれませんが、感覚としては、
- 「このまま息が出来なくなるんじゃないか?」
- 「気持ち悪くて吐いてしまうんじゃないか?」
という恐怖に近い感覚です。
経験した人にしか分からない部分も多いのですが、
本当につらいことなので、家族や周囲の方が助けてあげることは必要だと思います。
バスに乗るための事前準備
バスに乗るときや乗り物に乗るときは、事前準備として、
- 飲み物を用意する
- 薬を用意しておく
- 好きな香りがするアロマを用意する
(ハンドクリームでもオッケー) - ミンティアやフリスクを用意する
(飴とかガムでもOK!) - バスが停車する停留所を確認しておく
このような対策を先にとっておきます。
起こり得る「最悪の想定」を考えて、不安を先につぶしておくのです。
具体的な対処の仕方
不安を先につぶすための準備をしておくのですが、
バスに乗っている道中がはじめての場所ならネットで事前に調べておくことが大切です。
どこに停留所があって、バスを降りることができるのか?ということを
知っているのと、知らないのとでは、不安感はかなり違います。
また、好きな香りアロマなどを携帯しておくことで、
気をそらすことができます。
ミンティアやフリスク、飴、ガムは、唾液を出すことで
、噛むことでリラックスすることができるので、1つの手段として有効です。
あとは、このような対策をとってからは、気持ちの持ち方が重要になるので、
その点についてご紹介していきます。
バスに乗っている時の気持ちの持ち方
お腹の調子がわるいからではなく、無意識に緊張しているからです。
だから、実際に吐いてしまわないので、
大丈夫です!
吐き気が出たときに、考えてしまうのが、
- 「吐いてしまうかも…」
- 「なんでこんな気持ち悪いんだろう…」
- 「どうしよう、どうしよう…」
と、こんな気持ちになると思います。
こんな感じで無意識に不安になってしまうのですが、
次のように気持ちを切り替えてみてください。
- 「気持ち悪いきど、きっと治まるから大丈夫」
- 「気分がわるいと運転手さんに言ったらいいや」
- 「大丈夫、大丈夫」
吐き気が出て不安になっているときは、
不安な言葉しか頭の中には出てきません。
だから、無理矢理にでも「開き直る」のです。
開き直りの言葉をつぶやいてみるのです。
思っている以上にこれは効果があるなぁと感じていますので、
もし、バスに乗らないとダメなときは使ってみてください。
バス以外の手段を考える
ここまで、バスに乗ったときの吐き気の対処法についてご紹介してきましたが、
本当につらい日が続くときは、バス以外の交通手段を考えるべきです。
苦しい、しんどいというのが繰り返されると、
本当にバスに乗れなくなってしまいますし、
カラダやココロも疲弊してしまい、限界を超えてしまう場合があるからです。
だから、そこまで自分を追い詰めないでくださいね。
勇気がいりますが、仕事だったら休めばいいし、
学校だったらい行かなければいいんです。
「そんな簡単なものじゃない」
と思われるかもしれませんが、自分の身体の方がよっぽど大事ですよ。
お金はかかりますが、タクシーで行ってもいいし、
家族に送ってもらってもいいし、
他の選択肢も考えるようにしてみてくださいね。
まとめ
パニック発作で、吐き気が出たりするのは、本当につらいものです。
それが続くと、不安も強くなりますしね。
でも、あきらめないでください。
一生このままでないですし、
正しい対処法をとれば改善していくことができます。
今は、まず自分の身体や心を大切にしてください。
大丈夫です。
少しでも僕の経験が参考になれば幸いです。

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