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目次
不安神経症とは?
不安神経症とは、不安障害とも言われ、何らかの原因によって生じる心身の機能障害の総称をいいます。
精神病ではないので、誤解しないようにしましょう。
不安神経症の症状とは?
不安神経症は、
- パニック障害
- 社会不安障害
- 強迫性障害
- 解離性障害
- 身体表現性障害
- 離人性障害など
にタイプが分けられます。
不安障害といっても、原因は様々で、病院でどのように診断されるかによっても変わってくるようです。
あくまでも、症状を分けて、混乱をさけるために行っているものなので、「自分は病気なんだ…」「障害なんだ…」と思う必要は全くありません。
社会不安障害と診断された場合でも、パニック障害と同じような不調を感じることがあります。どんな不調を感じるか、どんな場面に不安を感じるかは、人それぞれなので、気にする必要なないでしょう。
不安神経症が起こる原因
不安神経症が起こる原因として、よく言われるのが精神的なもの、性格的なものです。
ですが、それだけでこのような障害が起こるとは考えられません。
なぜなら、実際に症状としてカラダに出ることが多いからです。
つまり、「精神的なケア」と「身体的なケア」が重要になります。
誰でも、睡眠不足や過度の疲労が蓄積したりすれば、精神的にも追い詰められると思いませんか?
不安神経症を改善する順序としては、【身体面のケア→精神面のケア】です。
不安神経症の日常での3つの工夫
不安神経を克服して、やりたいことを叶えていくためには、ちょっとした日常の工夫が大切です。
深呼吸をする
深呼吸の方法は、
- 息を吐くことに意識をもって、
- 鼻から息を3秒かけて吸い、
- 口から6秒かけて吐く。
ただ、これを繰り返すだけ。
はじめは苦しく感じたりするのですが、それは呼吸が浅いからそうなるだけ。
練習を繰り返せば、楽にできるようになるので、毎日5分〜15分くらい時間を作ってトライしてくださいね!
力を抜く
これも深呼吸と一緒に行ってもいいし、日常に溶け込ませることができればいいですね!
不安神経の方は、無意識に力が入るようになっています。だから、首や肩がこったり、アゴが痛くなったりするわけです。
方法としては、
- 逆に1回ぐーっと肩に力を入れて、
- パッと力を抜く
これを繰り返せば、身体の力は抜けていきます。「力を抜こう抜こう」てしても、なかなか抜けないものです。
だから、逆に力を入れてから抜くんです。そうすると、力が抜けてフッと楽になりますよ!
イメージトレーニング
ここで言うイメージトレーニングとは、「できた!」という結果をイメージする練習です。
心理療法でもこのようなトレーニングを繰り返し行って、不安に感じる事柄を少なくしていきます。
「脳は現実とイメージの区別がつきません」
だから、イメージできたことというのは、実際にやってみてもできるのです。
逆にイメージしているときに、動悸が怒ったり、不安が出てきたりすると、実際にやってもそうなりやすいんです。
これが分かっていれば、実際にやってみなくても、「不安が出るかどうかはある程度わかる」ので、目安になっていいですよ!
簡単にできるアプリがあるので、ぜひ試してみてください。
家族や周囲の方の接し方
不安神経症の方の家族は、とても不安でいっぱいだと思います。
でも、あせらないでくださいね。
家族や周囲の方まで不安になると、それが伝わって余計に不安になってしまいます。だから、できるだけ普通に笑顔に接するのが1番かと思います。
「1人が幸せになれば、みんな幸せになる。それが連鎖するもの」
この言葉を忘れないようにしてくださいね。
まとめ
不安神経を乗り切るためには、1人で闘ってはダメです。
ダメというか、誰かに助けてもらう、もらえることを知ることが大切です。
不安神経になりやすい方は、すごく能力が高くてなんでもできてしまいがちです。
だから、こういう時だからこそ、家族や周囲の方の力を借りて、回復してから恩返しでもできればいいじゃないですか。
そう楽に考えてみてくださいね。
僕の経験が少しでも参考になれば幸いです。

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