小学生や中学生などの学生でも自律神経失調症になるの?
よりによって我が子が…?
こんな疑問をもって、調べていませんか?
結論からいうと、自律神経の乱れは、大人も子どもも関係ありません。
不登校といわれる人で、「カラダがしんどくて学校に行けない」という人は多いと思います。
ただ、心から学校に行きたくないわけじゃないんですね。
必ず理由があるはずです。
もし、子どもさんが「行きたくない」を言っていたら、
「大丈夫!行きなさい!」と言うのではなく、
時間をかけてでも、何が嫌なのか、カラダがしんどいのか、理解してあげましょう。
家族だから知らないこと、分からないことって多いんですよ。
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目次
自律神経失調症とは?
自律神経失調症とは、授業を受けているとき、運動しているときなどに働いている「交感神経」と給食やお弁当を食べているとき、寝ているときなどに働いている神経である「副交感神経」が、バランスを保てなくなった状態をいいます。
多くの場合、交感神経優位となり、睡眠がとれなくなったり、食欲不振になったりします。
簡単にいうと、旅行に行く前の日に寝れなくなるみたいな感じで、興奮状態になってるんですね。
子どもになりやすい起立性調節障害とは?
起立性調節障害とは、厚生労働省のHPでも紹介されていますが、子どもが「朝起きれない」「倦怠感」「たちくらみ」などの症状を訴えると、起立性調節障害と診断されることが多いみたいです。
基本的には、自律神経の乱れによる血行不良(脳脊髄液やリンパ液など)により引き起こります。
これからご紹介する中に、心当たりがないか、もしくは、他にも原因があるかもと頭を柔らかくして考えてみてください。
小・中学生が自律神経失調症になる原因
小学生や中学生がなる自律神経失調状態の根本的な原因は、大人とほとんど変わらないと思います。子どもだって体の疲労やストレスはかかっているんですから。
今現在は、スマホやPCによって、大人も子どもも同じように情報を得ることができますので、大人より子どもの方が進んでると考えてもおかしくないでしょう。
ただ、違いがあるとすれば学校や塾、部活など大人より狭い範囲でしか生きていないこと。
子どものときにしか経験できないことが原因になっているので、大人も分かりづらいんですね。
進級やテストのプレッシャーがストレスになっているかも
学校に行けない子の話を聞いてると、すごく頑張っていて、進級やテストでいい点取らないとダメとか「ねばいけない」という言葉をよく聞きます。
先ほども話しましたが、小学生なら中学受験、中学生なら高校受験、高校生なら大学受験など受験だけではないですが、未来のことを不安に感じています。
日々そんなプレッシャーを感じながら生活してるので、自律神経が誤作動をおこして体や心に不調が出てきてしまうのです。
生活習慣がストレスになっているかも
次に考えられる要因としては、生活習慣です。
- 食事
- 運動
- 睡眠時間
基本的にこの3つが大切で、乱れがちなのは、睡眠時間です。食事に関していうと、よっぽどな環境でない限り、栄養が不足することは考えづらいです。
- 睡眠時間が短くなっている
- 寝る時間が遅い
- 睡眠の質がよくない
こうなると、「睡眠をとって回復する」というサイクルが成り立たなくなるので、疲労が蓄積され、気づいたときには、自律神経失調症になっているという事態になるんです。
身体の歪みや筋肉の緊張がストレスになっているかも
自律神経失調症は、「精神的なものが原因」「メンタルが弱いから」という勝手な理由で認識されていることが多いように感じます。
でも、実際にしんどいのは身体ですよね。心がしんどいみたいな人はあんまりいません。
順序が逆です。
「身体がしんどいから、心も苦しくなる」です。
つまり、薬やカウンセリング、心理療法だけの治療だけでなく、身体も合わせてみていかないと改善するはずなのにできないという状態になってしまうんです。
一般的にはあまり知られていない情報ですよね。僕の場合も、両面から改善すると決めてやったので、整体や鍼灸、サプリメントなどで、とても楽になりましたよ。
本当に感謝しかないです。
でも、以下のような医師たちが勝手にエビデンスがないと言って、一方的に整体や接骨がだめ、サプリメントなどの代替療法がだめと言っていては、何も進まないですよね。
http://www.jisinsin.jp/index.htm#alternativetherapy
じゃあ、実際に自分で整体とかやってみて、本当に効果ないなと思ったら発表すればいいんですよね。
患者さんは、良くなる方法なんてどうでもいいんですよ。
安心できればいいんですよ。
「自分の子どもだったら、どうします?」
まとめ
あまり何も知らない人からすれば、小学生や中学生が自律神経失調症になるなんて考えられないんじゃないでしょうか?
でも、実際は、ホントに多いんですよ。
知っておいてください。
「授業に出たくても出れない。」
「遊びに行きたくても行けない。」
こんな声を聞いてたらホントに泣けてきますよ。こうなるのも何か意味があるのかと思いますけど、家族もホントつらいです。
- 何かがプレッシャーになっている
- 学校に行けなければならない
- 授業を受けなければならない
こういう「〜ねばならない」とか「〜しないといけない」とか子どもの頃の選択肢が少なすぎるんです。
中学生が仕事してもいいし、どんな学校に行ってもいいし、好きなことやっていいんだよ。っていう世の中になると、子どもはもっと楽に生きれるかもですね。僕の経験が少しでも参考になれば幸いです。

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